今、自分達は試されている。

2011/03/22(火) 社長の仕事
今日、緊急ミーティングを行った。

あの、いまわしい震災から、もう10日が過ぎた。
停電があり、断水が続き、スーパーやコンビニから物が一斉になくなり、
ガソリンが底をついた。
そして、原発は不穏な雰囲気だ。
県外に避難した仲間もいる。

日本という先進国で、世界一物流が発達したこの国で、
こんなに物資が滞るなんて、思ってもみなかった。
原発の事故もそう。
想定外の出来事は、おこり得るという事を学んだ。

こんな想像もつかなかった非常時に、有能な社長だったらどんな指揮をとるのだろう・・・
自分の判断は、これでいいのだろうか・・・
試行錯誤が続きます。

今日、あらためて、みんなの目を見た。
みんな不安を抱えながらも、力強い目をしていた。
心の中で 〔 ありがとう、がんばれる 〕そう思った。

社長としては、社員の安全確保が何にも優先する事を宣言した。

そして幸いにも、通常業務に支障をきたしていない自分たちが、
家屋の損壊等で困っている地域の人たちのために、出来る事はたくさんあるはず。
物資がなくても、動かせる手がある。体がある。

今までお世話になったたくさんのOB施主さんから電話が鳴る。
出来る限りの支援をしていこう。
そう確認し合いました。

たのまれ事は、ためされ事。

まさに今、
会社や、スタッフの人間力が、ためされる時が来たのだと、そう思います。







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