三方良しの公共事業報告会

2011/02/25(金) 社長の仕事
 福島県の出先機関である、県中建設事務所では、公共工事の三方(住民・受注者・発注者)良しを目的として「県中建設事務所三方良しモデル工事」を試行しています。


 事業の理解を定着させるため、モデル工事を実践した結果から留意点等を学ぶ報告会が昨日行われました。

 会場には、県及び市町村土木行政職員、
施工業者等 100名程度の方々が来場され、
その関心の高さがうかがえました。




郡山塗装では、モデル事業として、『緊急地方道整備工事(東橋 橋梁塗装工事)』 を竣工させ、今回事例報告をする機会をいただきました。


成果として、契約工期146日に対し、計画・実施 65日 短縮率 55%を達成し、なによりも地域の方々に喜んでいただけた工事が出来たと喜んでおります。


 現場を担当した丹野君からのレポートです。(一部 原文のまま)


ODSCに掲げた成功基準のうち、地域の方から評価をいただくという点に関して、冗談まじりではありますが、「生きているうちにきれいになった東橋が見ることができて良かった。」と高齢の方に声を掛けていただけたことや、「いい仕事をしているし、ぜひうちの塀を塗ってほしい。」と言われ名刺を渡す場面もありました。その他にも多くの方に「きれいになった。」と声を掛けていただけたり、若い方々にも「お疲れ様です。」との声をいただき、日々充実感を覚えました。』(抜粋)


『正直なところ目標工事期間
45日については、あくまでも目標であって、天候など予測できない要因も絡むことから、無理に守る必要はなく、品質を優先させるというのが当初の現場内の認識でした。しかし、今回初めて行った試みの、ODSCを現場に掲げ目標を共有しているという自覚があったためか、工事が終盤に近付くにつれ工事参加者間で工期が近づいていることが話題になるようにもなり、まさに45日目で工事が完了することが確定したときは身が震える思いでした。その時に工事を振り返り、初めて、現場が一丸となっていたことを確信することもできました。』(抜粋)

 

このレポートを彼からいただいた時は、私も胸が熱くなりました。

『いいよ。(しみじみと) みんな良く頑張ったもんな・・・』

彼とガッチリ握手をしたのを思い出します。


そんな想いを今回の事例報告で発表させていただきました。



 また、報告会の後半では、県中建設事務所所長を座長としたパネルディスカッションが行われました。

 なんと私もパネラーの1人として発言の機会をいただきました。ありがとうございます。


 地元の大きな建設会社さんに囲まれて、我々は小さな塗装会社ではありますが、志高く真剣に取り組む私達の取り組みも、微力ではありますが、決して無力ではない。と・・・





これからも、地域の方々から喜んでいただける仕事をやり続けていく覚悟です。

お世話になりました県職員の方々、関係機関の方々に深く御礼申し上げます。
ありがとうございました。

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