建設業に係わる経営者として日々感じる事。
それは、若手技術者の育成。 これは本当に、口で言うほど簡単ではありません。
現場では迷いも葛藤も渦巻き、机上の理論だけでは解決できない壁にぶつかります。
会社では、それでも先輩社員が寄り添い、温かい目と誠意ある指導で支えながら、
チーム全体で前進している姿があります。
技術は一朝一夕では身につかず、指示の羅列では主体性も育ちません。
だからこそ、若手自身が考え、選び、判断させる育成方針も必要だと思うのです。
業界では担い手不足や育成の難しさが課題として叫ばれていますが、
時にあえて負荷をかけ、階段を上らせる覚悟も必要です。
失敗を避けるばかりでは、いつまでも補助員のまま。
責任の範囲で挑戦させ、失敗すら経験として積み上げてもらうことが、
本当の成長につながると信じています。
そんな挑戦に寛容な社会であってほしいし、
私たちも会社として全力で人を育て続けます。
未来を担う技術者たちが、自分の足で立ち、胸を張って働けるようになるまで、
応援し続けます。
現場パトロールと社内検査の様子から。
