1カ月研修へ出発!

2014/05/17(土) 未分類
 当時、日本でのシェア7割。写真フイルム事業で、利益の7割を稼いでいた富士フイルムが、デジカメの時代に変わり、フイルムが売れなくなってから後に、売上高・利益とも、史上最高の数字をあげることが出来たという話を聞いたことがあります。

 フイルムが売れなくなったフイルムメーカーはどうなるのか。 まさに、本業消失の危機に直面していたという話です。

 まさに、会社の底力を見る思いです。本業消失の危機を乗り越え、新たな道を進み始めるには、経営陣の相当な覚悟と、大胆な構造改革を断行したことでしょう。当然事業のリストラもあったに違いありません。
 しかしそれも、一朝一夕に出来るわけはありませんから、絶頂期にあるときにこそ、次の時代を見据え、今後成長が見込めると判断した分野には、思い切った投資をして、全く新たな事業を開拓していったのだと思います。

 会社の規模はくらべものにはなりませんが、私たちが置かれている現在の環境も、震災復興を背景にした一時の好景気であることは間違いありません。
 一つの時代、一時の好景気が終わるとき、それまでの時代がどういう世界であったのか、どうして終わってしまったのか、そして、その時代はこういう時代だったから、次の時代はこういうふうに備えようと考えるのが、経営者の役割なのでしょう。

 さて、写真の面々は、今日から1カ月の長期研修に出かけるメンバーです。
弊社の新しい事業の一翼を担ってくれる面々。きっと見違えるように大きくなって帰って来ることでしょう。

 大きな試練が待ち構えているはずなのに、なぜかウキウキしている若干名。頼もしい限りです。(^^) 
 みんな頑張ってくるんだぞっ!!