H22.23.17　工事完成！避難案内看板設置工事(森合)

今日は、避難案内看板に使う資材の材料検収と、社内検査を行います。
これは、地面に埋まるコンクリート基礎の中にあるアンカーボルト。

当たり前ですが、使う材料一つ一つ、社内検査を行います。

アンカーブロックの、高さ、幅をチェックします。検査時の写真撮影は水平にして撮影します。でないと正しい数値が確認できません。これは…ブログ用ってことで(笑)

ボルトの直径も確認します。

今日は、基礎ｺﾝｸﾘｰﾄ打設が完了し、型枠から取り出した基礎の社内検査をおこないます。前回紹介したｱﾝｶｰﾎﾞﾙﾄがこの中に入っているのです。

天端も綺麗な仕上がりです。

看板を設置する柱が出来上がり、今日は搬入です。

一本ずつｸﾚｰﾝを使ってﾄﾗｯｸから降ろしていきます。

一連の流れは同じなので、橘小学校での作業を掲載していこうと思います。まずは打設して出来上がった基礎を埋設するための作業から。

基礎を埋設するための基準値を確保するためにどんどん掘り進めていきます。

床掘りが完了しました。

作業完了後、社内検査をおこないます。

基礎の大きさよりも大きく掘りこみ、基準をｸﾘｱします。

市役所の監督員検査も同時におこないました。

もちろん、埋設する基礎も市役所の監督員の検査を受けます。

床掘りの検査が完了し、次は砕石を敷きます。ﾗﾝﾏｰという機械で砕石を転圧(上から力を加え、地を固める)していきます。この作業を二人一組でおこなうために床掘りは広く大きく掘るのです。

砕石の転圧が完了。設計通りの基準に砕石が敷かれているかどうか確認します。

監督員と社内検査員も検査をします。しっかりと砕石が敷かれているのを確認しました。

砕石の検査が完了したら、次はﾓﾙﾀﾙを砕石の上に敷いていきます。

ﾓﾙﾀﾙ敷きが完了しました。よくご覧下さい。全面に敷いていないのが確認できます。基礎を載せ、固定するためにﾓﾙﾀﾙは敷くので、必要な基準は床掘りより少ないのです。

ﾓﾙﾀﾙ敷きまで完了したら、いよいよ基礎を埋設します。ｸﾚｰﾝを用いて固定し、ゆっくりと、慎重に基礎を入れていきます。

基礎ｺﾝｸﾘｰﾄの設置が完了です。ﾓﾙﾀﾙの上にしっかり設置しました。

基礎に数字が書かれているのがわかりますか？これから、この数字の通りに何層にもわけて掘った土を埋め戻しながら転圧をしていきます。

ﾗﾝﾏｰを用いて、一層ずつ土を埋め戻し、転圧、埋め戻しては転圧、と繰り返していきます。

三層目の転圧完了。基準通りの作業を進めることで埋設した基礎ｺﾝｸﾘｰﾄはちょっとしたことでは微動だにしない安全な状態を保つのです。

合計五層の埋め戻し転圧が完了。雪が雨のように降っていて寒かったですが、職人さん達が頑張ってここまで綺麗に仕上げました。

本日は看板が到着！すぐに材料検収の準備をおこないます。

各学校、サンライフ郡山、総合体育館。合計10枚の看板を慎重に並べます。

材料検収は、このように設計に合っているかどうかわかるようにします。

同時に、支柱も一緒に検収をおこないます。

材料検収をおこないます。レイアウトをチェックしながら一枚ずつ検査です。

支柱も検査。ちゃんと設計通りの搬入となりました。

行徳小学校の設置箇所。基礎は完了しましたが、看板をこのまま設置してしまうと柱が長すぎて見上げるようになってしまいます。柱をカットしなければいけませんので長さを決めます。

行徳小学校の既存看板は、看板下が土中から1m。手前の土留めブロックからだと90㎝。ちょうどこの高さに避難案内看板も合わせていこうと思います。

既存看板の柱は約1.9。この高さに設置する柱も合わせたいのですが、避難案内看板自体の高さが1.2あるので、無理。最低でも90+120で2.1mは必要。市役所の監督の要望もあって、若干の調整ができるように、2.3mの高さにしようと思います。

支柱と案内板を現場に持ち込んで、今日は建て込みになります。先に、案内板を固定します。

支柱を基礎ｺﾝｸﾘｰﾄのｱﾝｶｰﾎﾞﾙﾄに固定し、水平になっているかどうか確認。固定していきます。

設置作業が完了しました。あとは看板の設置高さが基準値通りか測定していきます。

橘小学校において、設置基準は2.5m以上。合格です。

基準測定をｸﾘｱしたので、社内検査をおこないます。社内検査員も高さを測定します。

全ての工事が完了しました。施工前・施工後をご覧ください。まずは橘小学校。

ｶｰﾌﾞﾐﾗｰの邪魔にならないように設置しました。…校舎の外壁改修工事も郡山塗装が担当しました。今年度は何かとお世話になった学校です。

安積第三小学校の施工前

指定された当初の設置場所を何度か協議したのを思い出します。

金透小学校の施工前。何通りか設置場所の案があり、学校側の要望や市の監督員と協議し、この場所へとなりました。

金透小学校の竣工。舗装は切ったものの、開けてびっくり。中はｺﾝｸﾘｰﾄで土が全然なかった場所。ﾌﾞﾚｲｶｰで掘り進めた場所です。

行徳小学校の施工前。指定通り進めていきました。

見上げるのを軽減するために板の高さを隣の看板に合わせました。

桜小学校の施工前。ここも当初の場所から変更を提案した場所です。

桜小学校の竣工。水道管などの埋設物が出てくるかもしれないと慎重に進めたのを思い出します。

郡山第五中学校の施工前。電柱が近いのと、道路が狭いので、作業は十分注意が必要です。

郡山第五中学校の竣工。設置場所をずらすことで電柱の近くでの作業を軽減しました。

郡山第三中学校の施工前。教頭先生と打ち合わせをし、子供たちが通らない時間帯に作業をしていくようにします。

第三中学校での竣工。この前の道で子供たちは部活の練習に走り込みをします。授業が終わる前に作業を完了し安全に努めました。

芳賀小学校の施工前。当初はもっと手前に設置の予定でしたが、協議をおこない、ここに設置することが決まりました。

芳賀小学校竣工。床掘り時に大きな石の塊がすぐに出てきて。そのままだと基礎ｺﾝｸﾘｰﾄが邪魔になって花壇が大きくなりそうでした。植栽も、しっかり復旧しました。

富久山の旧ｻﾝﾗｲﾌの施工前。ここも当初の場所より大通りに面した所に設置する予定に。

旧ｻﾝﾗｲﾌでの竣工。職員の方に配慮して頂き、作業に乗り込む前から駐車場を空けてもらい、問題なく進めることができました。

総合体育館での施工前。当初の予定通りの設置場所になります。

総合体育館での竣工。以上が全個所の竣工。行政ｾﾝﾀｰや体育館ご利用の皆さん。学校に通う学生さん。いつの間にか看板が立ちました。職人が一基ずつ安全に注意して立てました。災害発生時に役に立つことを願ってﾚﾎﾟｰﾄも完了です。