現場の流れ、その2(山口)

公開日:2017/09/12(火) 更新日:2017/09/12(火) こちら現場最前線!
今、これを書いている瞬間強風が吹き荒れていて、家の洗濯物が無事かどうか心配な山口君ですΣ(・ω・`;)

さて、前々回の続きということで、削るという話しをしましたね。
表面に細かい溝などを作り、塗料の着きを良くした次に何の工程かというと下塗りを行います。

下塗りとは、塗装を行なう面に一番最初に塗る塗料です。次に行なう中塗りなどの密着性を高めます。主にシーラー・プライマーの二つに分けられます。現在使用している下塗り塗料は特殊なもので錆転換・密着性を高める目的で塗られています。錆転換については後で記述します。写真の上が塗装途中、下が塗装完了の写真になります。

ちなみに錆転換とは、化学変化により赤錆を黒錆へと変化させることです。
これだけでは何のことかさっぱり分からないので噛み砕いて説明させていただきます。

赤錆は物そのものを腐食しボロボロにしてしまう悪い錆
黒錆は酸化膜により赤錆を防いでくれる良い錆
と考えていただけたら大丈夫だと思います。ちなみに黒錆は南部鉄器に使われています。

次回は中塗り・上塗りについて更新しますので、お楽しみに♪

では、またお会いできる日まで!(`・ω・´)ノシ

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