山張り、転がす(溝井)

よく近所さんの家を見ていて、でこぼこしたような壁の模様が気になったことはありませんか?
結構ビルなどの高い建物は平みたいな感じがほとんどなんですが、住宅ではこうでこぼこしているんですね。
その正体は実は塗装の下地材。
模様を立てるのは砂骨ローラーと呼ばれる『巣:』の入ったローラーを使うことで、下地材が模様を作るのです。
面白いもので、穴の大きさで表面の形が大きく変化するので職人さんの腕の見せ所の一つでもありましょうて。
今回は珍しく塗装の道具の話から始めましたが、壁の奥深さが少しでもわかっていただけたのではないでしょうか?