皆様こんにちは!
本日は、塗装の必要性について知って頂くために、建物の劣化と要因について少しお話しをしたいと思います。
建物の劣化の要因は主に、紫外線、雨、熱(温度変化)等の自然環境によるものになります。そして、建物に使われている建材に塗装されている物が多いのは、その要因から守る為にあります。
では、もし塗装の保護効果が切れた時にどういう劣化が起こるのか、建物で良く使われている建材でお話しいたします。
・外壁材の窯業系サイディングや屋根材のスレート瓦は、セメント質の建材でアルカリ性ですので、酸性雨により中性化が起こり、徐々に強度が低下していきます。また、水を含むようになりますので、湿気と乾燥を繰り返し、ひび割れや反りの発生も起こりますし、寒い地域では凍害のリスクも増加します。
・金属系の建材では、雨や湿気により錆びが発生し、進行していくと最終的にボロボロに腐食し穴が空きます。
・木系の建材では、紫外線の影響により変色、湿気と乾燥の繰り返しにより割れや反り等の発生、水気が抜けづらい状況になると腐食しボロボロになります。
この様に劣化をしていくのですが、最終的にどうなるかというと、建物内部に水が浸入する様になります。これが一番怖いですね。外部と違って劣化状況が見えないので、知らない内に壁の中がボロボロになっていた何て事もあります。
そして、劣化が進めば進む程、修繕費用も高くなって行きますので、劣化が始まる前に定期的にメンテナンスする事が大事になります。
もし建物の劣化状況が気になる際は、お気軽にご相談下さい。