業界的な話なのですが我々塗装業界において『色』は欠かせないものです。
『色』と言っても自由に作れるわけでなく『色見本帳』と呼ばれる見本帳があり、そこの見本が塗料を注文する際の目安となります。
とはいっても基本的に分類できる名前が付いている色はレッドとかイエローとか、分かりやすく名前が付いていますが濃い茶色のさらに濃い色が今回の仕事で使われるものだとすれば見本帳を元に〇〇-〇〇みたいな感じで番号が決まっていてそれを基本にメーカーにお願いするという形になっています。
だいたい色の基本は2年ごとに更新されて、色見本帳A版、B版とアルファベット順で発行されて行っています。
ちなみに2020年度はL晩まで発行されており、次はM版に移行する予定になっていました。
が、ここ最近の市場の変化からは見本帳M版の発行が中止されてしまったというお知らせが先週届きました。
まだL版の有効年数であるからよいのですがこの年数が切れたときに無事に以前の様に発行されているか、ちょっと心配です。