樹脂柱形成ピンニング工法(今泉)

ただ今終盤を迎え、「あと少し!!」と
気合の入っている現場より、お伝え
致します。今後需要が多くなると
思われる、石張り部(大理石等)の
剥落を防止する工法を行っています。

専用のドリルで穿孔し、スプリングを
装着後に専用の注入ガンにて、
樹脂を注入し躯体に固定し石板を
固定する工法です。

上の写真は、樹脂を注入している
所です。事前に調査し穿孔する、
深さ、ピンの長さを決定しています。
その長さにより何回ストロークするかが
変わってきます。
今回は13回。
ひとつひとつ管理しながら
注入しました。

下の写真は、注入後、現場に
応じた石の模様に合わせた、
特注ピンを挿入して完了です。
一つ一つ現場合わせしてから
製作するピンなので、写真のように、
どこにピンを挿入したのかが、
わかりにくいぐらいで、
美観は一切損なわれないのも、
この工法の特徴です。

震災から、今日で7年。
このような工法をどんどん採用し、
建物の維持、剥落による被害を
少しでも防いでいければいいですね。

1ページ (全8ページ中)