一つの補修方法(安齋)

木部の破風は長年の風雨で劣化し、雨上がりの木部は水分を含み手で触ると、ポロポロと崩れ落ちる状況でした。

この対応策として、木部の破風交換も検討しましたが、建物そのものが老朽化していたことと、構造・立地環境的が変わらない中で仮に破風を交換したとしても雨水への対応は不十分であるとの課題が出てきました。

このため、写真のように劣化した木部の破風を板金で巻くようにした補修を選択しました。この結果、課題は一挙にクリアされました。

以上、補修方法は選択視を多く持って対処することが肝心のようです。

1ページ (全5ページ中)