ぶらっと下町を歩いていて思った話(溝井)

まいどー、溝井です。

気になることがあります。

どうして、下町って面白いでしょ?すごく歴史を感じる場所もあれば、新しい場所がある……全部一つにくるまって歴史や情緒を作り出しているのですね。

福島で言ったら、会津。埼玉だったら川越、東京だったら根津に、門前仲町が面白いですよ。

それはそれとして、昔ながらの住宅にある美しさってなんだかウキウキしてしまいます。それは日本人の美が関係しているのでしょうか。

というわけでとっても強引ですが、今回は昔ながらのお宅に使われている漆喰(しっくい)のお話です。

漆喰は日本でよく使われていた塗料の一種であります。お城や、蔵、民家といった土や木で作られた建物によく使われていました。

姫路城などの白い壁、あれも漆喰です。

消石灰をメインに、スサや海藻ノリで繋いできた昔の漆喰ですが、隙間ができやすいのが難点です。

長い時間をかけてゆっくり固くなる素材でもありますので、そこは昔からある自然的な塗料だなあと思っていただけば。


でも、なんで今更、漆喰の話?

そうです、なぜ、漆喰のお話なのでしょうか?

実はここ最近、内装で漆喰を使うご家庭が結構あるそうです。

漆喰の中には刷毛とか、ローラーで塗ることができるものが誕生し、施工しやすくなったとも言えますし、その効能に注目が集まっているという点もあります。


シックハウスの元になる化学物質を吸収してくれるという効能です。
さらには湿度の調整や、カビやダニ、菌に強いと大活躍しておるのです!

何が言いたいかと申しますと。
まさに温故知新ってすごいですねえ。

それでは次回まで、まいど!

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