天井解体現場の片隅から(橋爪)
蜂の巣は1シーズン限りということで、現役の住み家ではないので、動くものはいないのですが、よほど居心地がよかったのか、これほどまでに大きくなっていました。それもなかなか見つけられないような片隅にあったのです。天井梁の上からマールイ頭だけが見えていました。
そーっと取り出し床の間に飾ってみましょう。花台でも敷けば確かに芸術品。施主のW様もビックリ仰天ですが、とりあえずしばらく飾って楽しまれるようです。
リフォームの現場では、解体中にいろいろなものに出くわします。鼠や蛇の残骸、歴史的な文書、手紙などの貴重品。はたまた、家族の誰かが必死になって隠した赤点のテスト要氏などなど。いずれも家族にとってのさまざまな驚きをもたらします。これもリフォーム屋の楽しみの一つなのかも。
古い家には、良くも悪くもその家の文化が隠されているなと感じた今日この頃です。ハイ!