淋しい校庭 (橋爪)

2011/05/13(金) 郡山塗装の日常
 雨も上がり、久しぶりに春の、いや、初夏の日差しを浴びました。郡山市内中心部の某小学校の近くで打合せをし、帰りに学校の前を通ったのですが、渋滞、というより路肩寄り一車線に車がズラーッと並んでいるではありませんか。

 児童をお迎えのお母さん方が、お迎えに来ているのです。どなたもマスクをかけて。

 この学校は郡山市で、最も早く屋外での運動・遊びを禁止されたところに、すぐ近所の閑静な公園までもが高放射線量が計測され要注意のレッテルを張られた所です。

 子供たちの健康や将来を心配した父兄たちの、出来る限りの対策なのです。

 この近くには郡山塗装に、震災の復旧工事を頼まれたお客様が数件いらっしゃいます。打合せ訪問するたびに家の傷みだけでなく、放射線量をも気にしながらの生活に、私たちの心も痛みます。

 余震も落ち着いてきたようです。早い対応の復旧工事で、少しでも安心していただけるよう、頑張らねばと気を引き締めた一日でした。子供たちが歓声をあげ、校庭を元気に跳ねまわるシーンに早く出会いたいものです。

 


 

 

 

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