橋工事を振り返って(丹野)

食事が済み、車を停めていた駐車場に向かい一緒に歩き出した際に、彼の顔に違和感を覚えました。
彼は食事をし、代金を支払い、お店にメガネを置いて出てきました。
僕の古い友人にもこういう人がおり、その方は、ラーメン屋での食事後、代金を支払い、ラーメン屋にあった週刊誌を小脇に抱え、換わりに自分のカバンをお店に置いてきます。
バス停留所にカバンを置いたまま、バスに乗って行ってしまったこともありました。
このように行動の目的と手段をはき違えたり、プロジェクトの方向性に歪みが生じないよう、現在、郡山塗装では、各工事現場にプロジェクトの目的を掲げる運動をしております。
ODSCシートと呼び、
Objectives(目的)
Deliverables(成果物)
SucessCriteria(成功基準)
の頭文字を取っております。あるコンサルタントの先生に教えてもらったものです。
これらを明確に掲示する意味は、我々施工側の参加者が目的を共有し、一丸となってプロジェクトを達成させるという一方的な視点以外に、、そもそものこの工事案件が発生したのは、地域の方の声であり、それを我々が代表して施工を行い、発注者や地域の方からの信頼を築くという目的に揺らぎがないようにするためでもあります。
※写真は、先日完了した郡山市内公園工事の際に掲げていたものです。