プロデュースで決まるリフォーム (橋爪)

 某金融機関の特別室2室の改装をしています。一般のお客様はもちろん、スタッフの方たちの業務に支障の無いように、時間刻みの工程を予定どおりに行わなければなりません。

 担当するする職人たちの登録、通用口出入りの許可、業種交替の段取り、そして時間内に終わらせる為のすべてのプロデュースが求められます。(本当に小刻みなんです。)

 通常、どの現場でも大切なことですが、とりわけ金融機関では、緊張の度合いも違ってきます。昨日から始まり、木工、断熱、内装、電気、そして塗装と今日まではうまく巡りました。

 明日、明後日も続きます。窓口に塗料の匂いが侵入しないよう、休業日前の本日夕方の塗装工事を、BKの担当者の方は、「お客様のために考えてくれた」と納得了解していただきました。

 後半戦も気を緩めず、週明けには見違える部屋になっているよう頑張りたいと思っています。

 それにしても熱い日々が続く中、若干涼しい室内で施工できることのありがたさは、筆舌に尽くしがたいところです。「雑草魂」にやや欠ける私にとっては恵まれた現場かもしれません。その分、プロデュースにますます磨きをかけたいと思います。

 



 

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