みなさん、一週間ぶりです。毎週水曜日、森合の日記です。

今回は橘小学校での作業の一部をご覧下さい。

テープを貼っている私、ですが、ただテープを貼っているわけではありません。養生された建具とその周囲の壁の境目にマスキングテープを貼っています。これは、下地から仕上げ塗りまで何層も塗料を吹き付ける中で、綺麗な境目を出すための作業です。郡友会のむなかたさんに教わりながらのマスキング。角から角へ折り返す作業が中々難しい。

『この作業をするかしないかで見た目の仕上がりが全然違うんだよ』と、不器用な私に親切に何度も教えてくれるむなかたさん。
『俺にも手伝わせて下さい』
マスキングだけでなく主材のハケ塗りも参加しました。

しなくていい作業がある。手間のかかる作業。

でも、やれば綺麗に仕上がるから。

私の知る職人さんはみんな、細かい作業も妥協せず、職人であることに誇りを持って毎日作業をしているのです。

学校では子ども達が秋の唄を練習しています。元気な声が聞こえる中、現場は日に日に作業員の数が減っていきます。

作業員が減っていくのは工事が完了していくことを意味しているのですが、静かになっていくのは寂しいものです。

仕上げは塗装屋の仕事。最後まで現場を見届けたいと思います。

それでは、また来週に。

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