サーモグラフィー!!って凄い!!

先日、東京で開催されました『定期報告制度に伴う赤外線装置による外壁診断』の講習会に参加してきました。

建築基準法で定められた特殊建築物、大規模建築物に於いて、3年ないしは2年、建築設備の報告は一年に一度、破損や腐食、劣化の状況を特定行政庁に報告の義務があります。
これは所有者に報告の義務があるのですが、大抵は資格を持った者が委任されて調査、報告をすることが多いです。


 
調査項目は敷地の状況から、建物、設備に至るまで多項目に渡り詳しく調べて行きます。大抵は目視、計測によってその状況は掴む事が出来ますが、目視、計測によって確認出来にくい個所の一つに外壁があります。
 外壁…特に、RC(鉄筋コンクリート造)の建物の構造は、骨組みである鉄筋の上に、厚いコンクリートが施されています。その上に吹き付や、タイルで仕上げられていると、雨水による漏水や、内部の破損、仕上げの下の空洞部分、亀裂等は発見し難い部分なのですが、手の届く範囲は打診によって耳による診断をし、そして、届かない範囲に力を発揮するものが、この『赤外線装置(サーモグラフィー)』です。
 これは、対象物の熱エネルギーの差を利用して画像により不適個所を発見する事が出来る画期的な装置となります。

参考の写真でも分かるように、通常目に見えない部分まで、確り確認する事が出来てとっても画期的な装置です。




これからはこういう装置を利用して、より確かな診断をしていきたいと思っています。
お客様の為にも、私たちの信頼の為にも!!

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