いろ、いろいろ。(溝井)

前回の話題とは全く方向性が違いますが、道具に関しての話題を少し。
小学生の時、色鉛筆やクレヨン、絵の具等の文具や工作具を見て、色の種類があまりにも多すぎると思ったことはありませんか?
青だけでも「バーミューダ」とか、「ナポリ」とか地名が入っているものもあれば「クレオパトラ」や「フェルメール」などの人名が付いた色もあるそうです。
下手をすれば全部暗記するのはほぼ無理でしょうね。
ですが、塗り替え工事をするときはあるものを使うと色の名前はわからなくてもすぐにどんな色か分かるようになるのです。
それは『色見本帳』と呼ばれる冊子です。
これを使えば、どんな色かをすぐにイメージがしやすくなり、材料も手配が楽になります。
それでも、近い色がないときは色を『混ぜて調合』することで色を作ります。
意外に色だけでも手配に時間がかかることがあるので、本当に重宝されています。