会津独身寮 外壁改修(皆川)
こんにちは。皆川です。
本日は、外壁補修の浮き補修について、お話ししたいと思います。
浮き補修というのは、外壁のモルタルの間に、水や空気が入り、膨張・収縮により、空間が広くなり、外壁のモルタルがはがれやすくなっている状態のことを言います。浮き補修は、アンカーピン併用エポキシ樹脂注入工法によって、モルタル同士の空間を埋めることで、これ以上空間が広がらないようにする工法です。
設計上、250mmの間隔で深さ60mmの穴を開けていき、そこに、エポキシ樹脂を注入した上で、4×50のステンレスネジを挿入し、ヘラで押さえつけて、圧をかけて工事を行います。
このような補修方法を行うことで、外壁の剥がれを防ぎ、建物を長く保つことができます。
浮き部は、外壁を叩くと、高い音が鳴るため、すぐに見分けることができます。
外壁がモルタルだけでなく、タイルでも同じように、高い音が鳴るため、もし気になる方がいましたら、外壁を叩いてみると、面白いかもしれません。