ピンホール検査  (山岡)

2016/03/19(土) 未分類
前回説明した、機械固定式塩ビシート防水の検査について説明したいと思います。

施工後の防水シート表面に探傷器で高電圧をかけ、電気の放電現象を利用して防水シートの傷を検査します。
防水シートに傷がない場合電流が流れませんので、放電現象は起りません。
防水シートに傷がある場合電流はアースされた鋼板と電気的につながっているアルミクロスシートを通って流れます。このとき放電現象が現れ、防水シートの傷が発見できます。

防水層の損傷を安全かつ容易に発見することができる検査です。
これも塩ビシートのメリットですね。

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