心よりお悔やみ申し上げます(望月)

水曜日担当の望月です。

私の目覚ましはタイマーセットしてあるTVです。
TVがつき、一番に耳に入ったアナウンサーの声・・・

高倉健さんが生涯を閉じられたと・・・

若い頃の作品の任侠物などは知らないのですが、八甲田山から海峡・・・駅(station)、グラックレイン、黄色いハンカチーフ、ぽっぽや、南極物語・・・あなたへ
思い起こせば映画館で感動して涙した映画ばかりです。

そんな映画の色々な健さんのいる風景の中で、私が一番印象に残る風景は雪を見上げる健さんの姿です。

健さんの映画の中には雪の風景が多いと思いますが、その中でも忘れられない一瞬です。
言葉にできないけど、人生の儚さを感じてしまいます。

日本の財産が失われてしまったと言ったら、当たり前の言葉になってしまいますが、
映画界の中でこれほど寡黙で、佇んで居るだけで人生のドラマを感じさせてくれる俳優さんって、本当に数少ないのではないでしょうか?

健さん 感動を頂きありがとうございました。安らかにお休みください。

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