こんにちは、業務管理部の溝井です。
東北地方の梅雨入りはもう一足先なのか、燦々とした光が照り付けています。去年もそうでしたが五月と六月の境目が無くなり、真夏一辺倒みたいな感覚になって来ています。とにかく天候が読めないのでその日の運任せのような日々が続きます。
そうそう、この時期の一番の天敵と言えば塗装もそうなのですが、湿度です。じめぇぇっとした嫌な空気がじわりじわりと体に纏わりついて、ジワリジワリと汗が出てきます。あの感覚と同じように壁なんかも湿度が高いと塗装しにくくなります。
湿度が70パーセント以上だと水性の材料の渇きは悪くなりますね。それは溶剤系の耐久力のある材料も同じです。
しかも、湿度が高いと下地に馴染みにくくはがれやすくなってしまうという問題も起こります。実際僕も何度か鉄に塗った材料が1年近くした後、ボロボロになっているのも見たことがあります。
この時期の塗装はこういった悪条件との戦いなのです。