今日、現場調査中に思ったこと(森合)

みなさん、暑いですね。9月に入ってもまだまだセミが元気に鳴いています。

今日は、ある橋梁の現地を調査しに行ってきた時にふと感じたことを書こうと思います。

そこには、私たちより先に工事が近くでおこなわれており、交通誘導員の方が二人いました。

その二人は、一生懸命仕事をしています。

近くの住宅の方の所にお客さんが車で来たようで、工事作業車輌を移動して欲しいと頼まれたそ

の誘導員さんは、急いで現場の人に連絡をし、車の後進を始めました。

もちろん、誘導員さんの仕事は、安全に工事の現場内を誘導する仕事です。

『おーらい、おーらい!』

と渋くなれた大きな声が聞こえる中、その側を通行した若い学生さんが、いました。

その子たちは、誘導員さんの『真似』をして笑いのネタにして歩き去っていくのです。

私は、ショックでした。悲しい思いも感じました。

誘導員さんのお仕事はとても大変です。

夏は暑い・冬は寒い

年中、身体を張って安全を守り、見た目はまっ黒に日焼けしている。

声を出さなければ危険だから、渋くかすれるのは当然。

私は、誘導員さんと学生の間を通り、とても嫌な気持ちになりました。

どんなことであれ、どんな仕事であれ、生きる為、誰かの為、自分の為、人は仕事をし、その対

価にお給料をいただいて生活しています。

日焼けをし、まっ黒でちょっと華奢な誘導員さんを、バカにできる人がこの世の中にいて良いの

でしょうか?

私は逆に『お疲れ様です、大変ですね』って声を掛け合いたい。

そう思うのは私だけでしょうか?

今度、また調査で近くを通ったら実践しようと思います。

もちろん、笑顔で。

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