復旧工事(モチヅキ)

こんにちわ!火曜日担当の望月です。




今日は、先日工事完了しました災害復旧工事の紹介をします。
この建物は市内にある店舗併用の共同住宅ですが、3.11の震災で道路面の外壁と基礎が大きく破損しました。

写真では分かりにくいのですが、基礎の破損部分は鉄筋も露出してしまっています。
ただ、幸いな事に構造上著しいダメージはありませんでした。
そこで、基礎については既存の基礎にアンカーを打ち、新規基礎部分とガッチリ一体化させた形で修復しました。

そして外壁は、ALC(気泡コンクリート板)下地の上にタイル張りの壁が、ALC部分まで粉々に砕けて亀裂が入っていた為に、エポキシ樹脂で固めた上からカチオン系のモルタルで下地を作り、タイル目地をつぶしてモルタル壁として、その上から吹き付けタイルで仕上ました。

そして、一番のポイントなのが、基礎と外壁面を縁を切って目地分けし、コーキングで納めました。
こうする事によって、今後の地震でのクラックを大分回避する事が出来ると思います。



震災後、ほぼ1年たち、復旧も進んでいると思いますが、まだ手つかずでお困りの方がおりましたら、どんな事でも郡山塗装にご相談ください。
ご連絡をお待ちしています。

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